【オススメ書籍】絶対わかる!TCP/IP超入門【ネットワーク】

本を読むのが苦手な僕が、スラスラ楽しく読めた本を紹介します。
本記事では日経BPから出版されている「絶対わかる! TCP/IP超入門」を紹介します。
これからネットワークを学びたい方にオススメな書籍です。

Amazonリンク:絶対わかる!TCP/IP超入門

本の評価

読みやすさ :★★★★★
分かりやすさ:★★★★☆
詳しさ   :★★★☆☆

良いところ

技術解説がメインの本なので一見ハードルが高く感じますが、
挿絵がかなり多いので技術解説のイメージが掴みやすいです。

要件からストーリーにかみ砕いて解説をしているので、
各ネットワーク技術の使いどころを理解しやすいです。

個人的にはネットワークを学び始めの方には、
超有名な書籍「マスタリングTCP/IP」より先に本書をオススメしたいです。
(本書で概要を掴み、マスタリングTCP/IPで深掘りするのがオススメです)

また、本書は総ページ数が266ページと少な目なので、読むハードルも低めです。

悪いところ

本のタイトルの通り「超入門」なので、全体的にかなり抽象的です。
本書では概要をとらえて、個別技術は別の本で学ぶのをオススメします。

出版が2013年の本なので、少々記載が古く感じる箇所はあります。
(ネットワーク技術は短期間ではそこまで変化しないので無視できるレベルです)

また、各章で解説が重複していたり、記載粒度に差異があります。
(おそらく日経NETWORKに掲載したコラムを本に纏め直した弊害)

本の構成

1.TCP/IPの解説

本書の根幹部分なので、入門書とはいえかなり詳しく書かれています。
TCP/IPのヘッダ内容や、主な通信制御機能が解説されています。

サブネットが異なる時のIPの処理や、
複数サービスを同時利用する時の送信元ポート番号の処理など、
資格勉強だけではカバーしにくい処理を学べます。

2.インターネットの仕組み

アクセス回線の種類、海底光ケーブル、ASの考え方といった、
通信プロバイダ視点の基礎知識がメインです。

パケット交換式の通信における回線共有のイメージや、
ルーティングのイメージも分かりやすく解説されています。

3.TCP/IPの歴史

インターネットの前身であるARPANETの成り立ちや、
インターネットが世界標準になるまでの過程が書かれています。

核ミサイルに対する恐怖からARPANETが考案されたことや、
RFCの小話、ルータの原型ってこんなに大きかったのか。など、
単純に読み物として面白いです。

4.定番プロトコルの解説

ICMP、ARP、DHCP、DNSなどの定番プロトコルの解説から、
Wi-Fi規格(IEEE802.11)やWindowsの管理(Active Directory)など、
ネットワークエンジニアとしては知っておきたいプロトコルが解説されています。

実際の現場では必ずといっていいほど利用されている技術なので、
現場経験が少ない方はかなり参考になると思われます。

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