【オススメ書籍】ひと目でわかるVDI&リモートデスクトップサービス

本記事では日経BPから出版されている「ひと目でわかるVDI&リモートデスクトップサービスWindows Server 2019版」を紹介します。
仮想デスクトップって何?という方にオススメです。
Windows Serverへ仮想デスクトップ基盤を構築する際の手順書としても有用です。

Amazonリンク:ひと目でわかるVDI&リモートデスクトップサービス Windows Server 2019版

本の評価

読みやすさ :★★★☆☆
分かりやすさ:★★★★★
詳しさ   :★★★★☆

良いところ

仮想デスクトップリモートデスクトップの概念から、
Windows Serverで提供されるサービス実装の解説が充実しています。

手順はスクリーンショットと共に解説されるため、
Windows Serverに触り慣れていない方でも操作に詰まることは無いと思います。

また、Active DirectoryやSSO(シングルサインオン)との連携も
しっかり解説されているのが個人的にありがたいです。

仮想デスクトップって何?という方から、
業務で仮想デスクトップ基盤を構築する方までオススメ
できる良書です。

悪いところ

手順書として使える粒度で解説されているため、
各サービスの概要だけ知りたい方には情報過多に感じると思います。

手順の一つ一つは正直ググれば解決できるので、
人によっては本書の価格の3000円は高く感じるかもしれません。
(体系的に学びたい場合は間違いなく本書が役に立ちます)

本の構成

1.RDSおよびVDIの概要

ディスクやネットワーク、サーバやクライアントの仮想化の概要。
(そもそも仮想化とは?という所から解説されています)

Windows Serverでリモートデスクトップサービスを実装する際の構成など、
本書を読み進める上での前提知識を解説。

処理が構成図ベースで解説されているため非常に分かりやすいです。

2.RDSの解説

RDS(リモートデスクトップサービス)実装手順の解説です。

RDS関連だけでも接続ブローカー、Webアクセス、セッションホストなど、
数多くのコンポーネントがありますが、順を追って構築手順が解説されているため分かりやすいです。

3.VDIの解説

VDI(仮想デスクトップ基盤)実装手順の解説です。

VDIの展開方法や管理方法、Sysprepを用いた仮想デスクトップのテンプレート作成や、
仮想デスクトップのユーザ割り当てなどが解説されています。

4.RemoteAppの解説

リモート上のサーバでアプリケーションを実行するRemoteAppの実装手順の解説です。

RemoteAppにより大量のユーザへ迅速にアプリケーションを配布可能。
Microsoft Edge経由やスタートメニュー経由など、複数の配布方法が解説されています。

5.RDゲートウェイおよびRDS CALの解説

RDゲートウェイ(リモートデスクトップゲートウェイ)実装手順および、
RDS CAL(リモートデスクトップサービス・クライアントアクセスライセンス)の解説です。

RDゲートウェイにより、インターネット経由でVDIやRemoteAppにアクセス出来ます。

DMZのファイアウォール通信ルールや証明書のインストールなど、
実際に構築経験しないと分かりづらい箇所まで解説されています。

RDS CALにより、リモートデスクトップ関連のライセンスを集中管理出来ます。

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