ケーブルガイドとは【ラックのケーブル配線を綺麗する理由】

データセンターなどではサーバやネットワーク機器をラックに搭載して運用します。
ラックに搭載する機器が増えると機器同士を接続するケーブルが多くなるので、
ケーブルガイドを利用してラック内のケーブル配線をサポートします。
本記事ではケーブルガイドでラックのケーブル配線を綺麗する理由や配線の例を記載します。

ケーブルガイドとは

ケーブルガイドのサンプル
ケーブルガイド

上の画像がケーブルガイドです。
サーバやネットワーク機器の様にラックに搭載し、
1U(4.45cm)のケーブルガイド部分にケーブルを配線します。
そこから必要な分だけ上下1Uの機器にケーブルを伸ばしてあげれば、綺麗に配線可能。

ラックのケーブル配線を綺麗する理由

汚いケーブル配線のサンプル
汚いケーブル配線

上の画像の様に、ケーブルがラック前面を通ってしまっている場合、
故障した機器を交換する際や新しい機器を搭載する際に、
ケーブルが邪魔になってしまい作業が出来なくなることがあります。

そういった時は邪魔なケーブルを一時的に抜く必要がありますが、
生きてるケーブルを抜くのは結構ハードル高いので、余計な工数がかかってしまいます。

機器搭載が出来ずにリリース作業が順延したり、
機器の保守交換が滞り、他の機器も壊れて全面障害…想像したくないですね

ケーブル配線の例

ケーブルガイドあり配線例

ラック両脇からケーブルガイドを沿って配線し、上下の機器に接続。
故障した機器を交換する時は抜いたケーブルをケーブルガイド位置に置けるので作業しやすいです。

ケーブルガイドが無くても綺麗な配線は可能です…が

ケーブル本数が少なければ単純にラック両脇にケーブルを逃がすなどして、
ケーブルガイド無しでもある程度綺麗な配線は可能です。

ケーブルガイドなし配線例

ただ、48ポートのスイッチとかだとケーブル本数かなり多いのでスペース厳しいですし、
作業者目線ではケーブルガイドで配線されたラックは段違いで作業しやすいです。

ケーブルが密集していると、ケーブル抜き差しの時などに誤って違うケーブルを抜く危険性もありますので、ケーブルガイド導入をオススメします。

物理レイヤの保守性を意識しよう

今はコンフィグやメジャーな構成例など、Googleで検索すれば簡単に出てくる時代なので、
ネットワークを構築する際に、こういった物理レイヤの保守性を考慮した設計が出来ると評価されます。

また、物理的なことなので顧客の目に見えやすいです。
綺麗に整頓されていれば良い印象を与えますし、逆に汚ければクレームに直結しやすい所。

CCNA等の資格ではどうしてもカバー出来ていない範囲ですので、
本記事が少しでも参考になれば幸いです。

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