多くのネットワークはCCNAレベルの技術で出来ている

いやいやピンキリでしょ?仰る通りです。
ただ、実際に僕が経験した現場では、CCNAレベルの技術で完結する様にネットワークが設計されていました。
理由は「保守のコスパと安全性」です。
本記事の主張は「CCNA持ってれば大丈夫だから安心して」「保守フェーズを考慮した設計をしよう」です。

CCNAレベルの技術ってどんなもの?

Cisco公式リンク
個人的にざっくり纏めると下記の通り。細かい説明は本記事では割愛します。

・IPアドレス/サブネットマスクの知識
・インタフェース設定(shutdown/switchport)
・ルーティング(Static/OSPF)
・VLAN間ルーティング(SVI/サブインタフェース)
・Layer1基礎知識(ストレートケーブル/クロスケーブル/RJ-45)
・Layer2仮想化(VLAN/Trunk)
・Layer2冗長化(STP/EtherChannel)
・Layer3冗長化(VRRP/HSRP)
・セキュリティ(ACL)
・IPアドレス変換(NAT/PAT)
・Cisco機器の標準的なコマンド(enable/conf t/showコマンド)

コマンドは逐次ググれば大丈夫です、暗記は完全に不要。
(CLIで[TAB]キー(コマンド補完)や、[?]キー(コマンド候補表示)を多用しましょう)
各技術をルータ・L3SW・L2SWに設定する大体のイメージが付いていれば十分現場で通用します。

保守のコスパと安全性とは?

多様な要件に対応できるように、様々なネットワーク技術があります。
しかし、そういった技術に対応できる高スキルのエンジニアは、保守業務でも単価が割高です。

高スキルのエンジニアを抱え続けるのは、
ランニングコストが割高になりますし、そもそも継続したエンジニア確保が難しいです。
そういった場合、現場単位で技術が継承されず作業ミスや構築ミスで障害が頻発します。

そうならないためには、CCNAの様なエントリー資格レベルで保守可能かつ、
現場経験があれば簡単に理解できるような、標準的な構成でネットワークを設計する
必要があります。

上記の構造が理由で、CCNAレベルの知識でも現場で通用する様に出来ています。
する様に社会が設計されているんです。安心しましょう。大丈夫です。

CCNA以上の技術が必要になったら?

例えばMP-BGPやマルチエリアOSPF、NexusやASAの専用機の知識なんかはCCNAでは学ばないですが、必要な時に調べれば大丈夫です。

そういった技術の大半は、大体CCNAで学ぶ技術の発展形なので、
調査(有識者ヘルプ) → 検証 → テスト → リリース の流れで対応可能です。

検証・テストの環境が提供されていない場合は?

検証・テストの環境を準備されない現場は、構造的に狂ってる現場です。
(試しもせずに「大丈夫!」って言い張る人は信頼しない方がいいです)
大した経験を積めずに精神的に消耗するだけなので、早いとこ現場変えた方がいいと思います。

そもそもCCNA持ってない人は?

僕の考えは「未経験・知識ゼロでいきなり現場に出るのは自殺行為」です。

他の記事でも書いているので繰り返しになってしまいますが、
クソ現場で全く成長できず精神病んでギブアップ。なんて誰も得しません。
知識ゼロの人に1から100まで丁寧に教えてくれる現場は超レアケースです。

有志の勉強会で学ぶか、エンジニアスクール経由で資格取得・就職した方が、確実に成長出来ます。
(根性論ではなく、構造的に負担が少ない仕組みを選びましょう)

まとめ

CCNA取得したけど不安な人は、本記事の通りなので安心してください。
CCNA持ってるのに現場で苦しんでいるなら、現場の要求スキルが高すぎる可能性があります。
(もしくはスケジュール調整や、殆ど事務作業など、CCNAが活かせない業務に回されてないですか?)

CCNAはエントリー資格の中では比較的取得が難しい資格です。
せっかく頑張って取得したなら自信を持っていいと思います、自分の知識に合った現場を探しましょう。

将来的に設計フェーズなどの上流工程に携わりたいなら、
とりあえず動くネットワーク作るのは誰でも出来るけど、
誰でも保守し続けられるネットワークを作るのは凄く難しい。

そこにエンジニアの価値が表れるということを意識してほしいです。

作る1年より動く10年が大切です。

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